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ツリガネニンジン
※似た花があるかもしれません
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Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. japonica (Regel) H.Hara
花は径7mm〜9mm程度、長さ1cm〜1.2cm程度。草丈は50cm〜1m程度、林内ではよくもたれているため草原のものとだいぶ印象が異なって見える。
花色は青系薄紫から白。
基本的な特徴として、花は輪生がかなり間隔をおいて数段つき、花冠は釣鐘形で徐々に広くなっている。
ほとんどはひょろっとして妙な草姿。
花序の様子
長い主茎で輪生状に段々と離れた位置についているが、たまにずれが生じる。絶対的なものではない模様。輪生の中のいくつかが単純な花柄ではなく短い花序の枝になって混じっていて複合花序状になっている。この小さな花序は総状。
また、上部の葉腋から輪生状に花序の枝を出すがこちらは輪生しないのが普通で総状につく。
花の様子
花柄はほぼ無毛でつやつやしているが場所により数本の列毛状に毛が密で目立つ。裂片は反り返りかわいらしい。
メシベは花冠から突き出していて(花冠の長さの2/3程度)、目立つ。
子房は花冠の下にありやや米粒のような狭卵形。
萼は線形で細く棘のようで多少くねくねしている。この地域で他に見られるフクシマシャジンとは大きく異なるので、たとえ花序が総状になっていても区別がつく。
やや厚みのあるぷりっとした形状でよく開いて弱く反り返っている。
なお、この萼片にはぷつぷつ棘状の突起が出ている場合もあるが絶対的なものではない。
こちらは肉眼で普通に見る限りは白花にしか見えないのだが目を皿のようにして各所をつぶさに観察すれば一応ところどころに色素が溜まっているようで色味がある。シロバナツリガネニンジン(f. albiflora)ではないようだ。
こちらの花形は随分開いていてきれいな円錐形。上の紫のものは括れが少しだけありそれほど広くなっていない。同一地域での花形の個体差が大きいことを考えると、南方の変種サイヨウシャジンと花だけで区別するのは実際のところ有効なのかどうか。(葉形も群落毎の変異が大きく、太いものから細いものから。)
葉と茎の様子
葉は3〜6輪生していて大抵4か5、葉腋に葉と同じ数だけ枝を出している場合も多い。枝は45度程度に開いた方向に斜上してぴんと出ている。
葉は披針形で鋸歯が高くやや荒々しい。 この地域では4輪生の個体が最も多い。
茎にはやや下を向いた白い粗毛が生え、目立つものが多いが、ほとんど無毛のものも見かける。弱い稜がある。
果実の様子
左は若いもので、右は冬場の様子。球形で7mm程度。表面は延長上に萼片の出る位置が脈になっていて、果実期にそこはあまり膨らまない模様。
幼生株の様子
少し分かりづらいかもしれないが、下から上に向けてどんどん葉形が変化して細くなっているのが分かる。また、下の葉もこれだけ丸っこい時期は幼生期だけで徐々にこれらも大きくなって細めに変わっていく。
花確認:
2008(F8)
実確認:
2008(C8)(C10)(C11)
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