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シロイヌナズナ
※似た花があるかもしれません
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Arabidopsis thaliana (L.) Heynh.
花は3.2mm〜3.6mm程度、草丈は8cm〜40cm程度。かなりひょろひょろして果実も含めてスマート。茎はくねくね曲がるものもわりと多い。全草白緑ベースでのっぺりしたマットなラバーのよう。日当たりや土壌により彩度の低い薄い紫に染まるものも多い。どちらにしろ果実期に入る頃には染まるものが多め。
茎葉はあまりない。せいぜい1〜2枚、たまに3枚。
根生葉も茎葉もバランス上極端に小さい。
主茎は直立し、随分基部の方からまばらにいくつも浅い角度で分枝する。
研究に使用されることで有名なあのシロイヌナズナ。名前だけえらい有名。別に極端に特別な植物だからそれを種類として興味があって対象として研究されているというものではなく、遺伝子情報が短いことと、世代交代のサイクルがかなり早く種子も多く自家受粉でき世代交代サイクルが早く楽なこと遺伝子研究等の際に非常に都合がよく、利用されているだけらしい。草としてみれば普通の「雑草」の類ではある。
帰化植物(もしくは、地域等によっては在来の自生種とも言われている模様)として見られる、ようは外で見かけるものは、研究用に(発芽の特性等を)調整された品種とは異なり、見た目自体も異なるらしい。
宮城県内の某住宅地ではもはやまち中に拡がっていてタウン内の別地区にまで拡がっている。特に道路脇植え込み等競合の植物が極端に多くはない場所でやたら元気に多く生育。
混生するもので茂るのはナズナやミチタネツケバナ以外は多くがナ デ シ コ 科で、何らかの阻害的アレロパシーと促進的アレロパシーを持っているような印象がある。感覚的なもので不明だが。エリアでは20年以上前から群生しているのだがこの10年以内にまた別の要因(造成によるよその土の導入)で大量に入ってきた模様。
【撮影時のポイント】よく揺れる上に細く、コンパクトカメラではピント合わせが厳しい。カメラは縦位置に構え、できるだけ地面ぎりぎりくらいの位置から、根生葉の位置辺りにピント合わせしてからもう少し上を向けると全体がきれいに入る。
全景
ひょろっとして風でよく揺れる。葉が小さいのでかなりバランスが変な印象を受ける。
このエリアにはミチタネツケバナが多いのだが、混生していると余計にひょろっとした感じが強くなる。植え込み中がこの様子になるところも結構あるのだが、翌月行けば大抵跡形もなくなっている。
花序と花の様子
オシベは4本か6本、一株内でも混在する。6本の場合、2本はやや短い。
萼は長楕円〜披針形で縁が白い。段々黄色くなっていく(近づくと色が異なるのに気づく。)。萼には開出毛が散生。
葉の様子
根生葉はロゼット状、1cm〜2cm程度、大きくても3.5cm程度の小さな倒披針形で縁に2つ程度弱い鋸歯がある。基部は緩やかにくびれていて、くびれからを葉柄と見れば葉柄にひれ状に流れる感じ。開出気味の毛が散生し、ぷつぷつしている。この毛をよく見ると途中で2か3程度に別れる柄のある星状毛。茎葉は少なく、8mm〜1cm程度、披針形か倒披針形、全縁かたまに1つ弱い鋸歯がある。無柄。根生葉と異なり表面はすべすべしている場合が多く、縁にまばらに星状毛が生える。なお、茎は下部に開出毛が多く生える。中部以上は無毛。
果実と種子の様子
果実は長さ1.2cm〜1.5cm程度、白緑でやや開出して出て上方に少し湾曲。かなり細い。周囲にあり混生するミチタネツケバナが異様に太い棒に見えるくらい。花柄は果実期には7mm〜1cm程度。
種子は0.3mm〜0.5mm程度であまり扁平に見えず整ったころんとした楕円体らしく見えるがよく見ると片側で子葉と根の段差部分らしきところで窪んでいる。仕切りの両側にそれぞれ1列にきれいに並ぶ。片側20ちょっとあり、果実全体で50以上の種子がある。明るく橙に近い褐色。
花確認:
2008(F5)
2009(F5)
実確認:
2008(C5)
2009(C5)
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