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ツルリンドウ
※似た花があるかもしれません
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Tripterospermum trinervium (Thunb.) H.Ohashi et H.Nakai
花は径1cm〜1.5cm程度、長さ2cm程度、つる性で長さ60cm〜1.2m程度。
狭い釣鐘形の花。よく見れば薄紫だが実際のところ、普通に見るとほとんど白に見える。
対生する、波打ちのある尖ったきれいな葉が赤紫の茎に映える。ただし、草陰では組は薄緑。
葉は間隔を置いてまばらにつく。
冬場(正月時期)にも葉が残ってまだ青味も残っているのでいい目印。
全景の様子
茎は、色が濃く目立たないがきれいな赤紫。花は一花序に1〜3花つくが大抵2花。
花の様子
花は、重みのせいか横か下を向いて咲く。
釣鐘形の花冠は、中央に脈の走る、頭が三角形の部分と、その間をつなぐ頭が平らな部分がある。先端が三角形の部分は、外から見ると白緑で縁と中央の3脈周辺は微細な点が滲んだように赤紫のグラデーションになっている。この色の部分は閉じている時に表に出ているところ。
筒部先端の三角形に尖る部分だけ急に外に開く。
シベは花冠から飛び出ない。
萼筒は花冠の見えている部分の長さの半分程度で、萼片は鋭く細く、萼筒部と同程度の長さ。
葉の様子
きれいな形状の狭卵形で、基部は浅心形か円形。先端は強く尖る。軟質。
燻したような鈍いつやがあり、彩度は低め。濃緑。
3本の平行脈が裏でも表でも凹凸がはっきりして目立つ。よく表面を見ると、連絡する真横向きの脈がわずかに浮いている。
赤紫が被った感じ。リンドウの仲間で葉がしっとりしたタイプのものは大抵こうなる感じ。
その年のものは冬には若草色に紫を混ぜた感じになっている。
果実の様子
柄の長い赤紫の果実。渋い色のせいか、赤系にも関わらずそれほどは目立たない。鈍い光沢がある。
長径は短径の1.5倍程度ある長楕円。
花後、花冠がまだ新鮮な頃に中で果実がほとんど出来上がっている(色も大きさも)。
こちらは正月頃の様子。果実はまだしっかりしている。幼生期の様子
秋から冬には枯葉の中に新しい濃緑で強い葉色のしっかりした地上部が出てくる。言うまでもなくつるは作らないで地べたで越冬する。これを探して翌夏の光景に想いを馳せるのも楽しいものだが、大抵刈られてなくなるのが悲しい。
花確認:
2008(F8)
実確認:
2007(C1)(C12)
2008(C1)(C9)(C10)(C11)(C12)
2009(C1)
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